【狩猟免許】狩猟免許を取得するために事前講習会に参加してきた!
こんにちわ!@KaZuOkA0412 です!
ジビエ肉(特にイノシシ)を初めて食べたその時からその味が忘れられず、ついには自らハンター(猟師)になることを決意した私。
よしっ!モンスターハンターのように銃を装備して森へ行くぞいっ!
お気に入りのボーガンにしよう!それにシビレ罠も持って行こうかな。
と思っていましたが、そう簡単には銃を持ってハンティングには行けないのです。
猟師(ハンター)になるまでの道のり
大まかにはなりますが、以下の流れで猟師になることができます。
1) 狩猟免許試験予備講習会(以下、講習会)に参加する
2) 狩猟免許試験を受ける
3) 銃の取得所持の許可を取る(購入と許可)
4) 地元の猟友会に入会する
※ 実際は、もう少し細かいので猟師になるまでの流れについて細かく説明したものは、また別記事で書こうと思います。
まずは、先日参加してきた講習会についての報告です。
準備講習会とは?
狩猟免許試験予備講習会とは、狩猟免許の受験勉強の助けになるように、都道府県猟友会が試験のための準備講習会を開催しています。講習会は、1日(終日)又は2日間かけて行われ、具体的な内容としては、
・鳥獣保護及び狩猟に関する法令
・鳥獣の種類の判別
・猟具の構造や取り扱い
・試験の具体的な実施方法や手順
・その他、受験勉強のコツなど となります。
講習日程 : 都道府県によって異なります
講習費用 : 都道府県によって異なります
受講にあたっては、都道府県猟友会に確認のうえ、受講申請をすることが必要です。下記リンク先には、狩猟についての情報が詰まってます。(大日本猟友会)
講習会を受ける前に
講習会では、事前にテキストブックを購入する必要があります。各都道府県の猟友会で販売しているので、直接買うもよし郵送で送ってもらうことも可能です。(私は郵送で送ってもらいました)
「狩猟読本」と「狩猟免許試験 例題集」の2冊!届きました。
上からの写真で分かりにくいですが、まあまあ分厚いです...(笑)
気になるお値段はこんな感じです。
・「狩猟読本」ー 1,500円
・「狩猟免許試験 例題集」ー 1,500円
合計:3,000円
思ったよりも安いのでは?非売品なのでその辺の書店では売ってないのでとても貴重な情報が詰まって、3,000円はかなりお得かと。
ちなみに、今回の講習会(埼玉県)の全額費用は、ざっと以下の通りです。
・テキストブック代 ー 3,000円
・昼食代 (2日間) ー 1,000円
・交通費(2日間) ー 2,000円
合計:6,000円
なんと参加費自体は、テキストブック代である1,500円のみ!
十数年前までは、埼玉での講習会の参加費が1万円くらいだったらしいのですが、最近は猟師の高齢化と人口減少に加えて害獣が増え農家への被害が拡大しているため、狩猟免許取得者を増やすためにも受講ハードルを下げたようです。
狩猟免許には、いくつか種類がありますが今回は講習会のご報告なので、割愛させていただき、別の記事で書かせていただきたいと思います。
いざ、講習会へ!!!
講習の始めにオリエンテーションなるものが行われました。講習会は、毎年4回に分けて開かれています。(埼玉県の場合) 会場を見渡してみると、意外と年齢層の幅が広く自分は20代なのですが、20代の男性と女性も少しいたので、狩猟の認知度が若者にも広がっているのかな、と肌で感じました。
今回は、地元の猟友会の猟師さんたちが順にそれぞれの項目について講義を行ってくれました。1日目は、 ほとんど座学!なのでちょっと退屈に感じる部分もありましたが、皆さん経験者なので、とても解りやすい説明でした。
2日目の午前中は、座学ですが午後からは実技に移ります!
私は第1種を受験する予定なので、散弾銃と空気銃の操作方法を学びました。
実技は、正直自衛隊かなっ!?と思うような教官のおいちゃんが出てきて、ひたすら以下実技を繰り返して体に覚え込ませます。
・銃の点検
・銃の解体と結合
・装弾の仕方
・銃の構え方
・集団行動の取り方
・休憩の取り方(銃を所持している場合)
・目測の測り方
例えば、こんな感じです。
《銃の点検の場合》
おいちゃん教官:「銃の点検を行ってくださいっ!」
自分:「銃の点検を行いますっ!」「装弾なし、異物なし!」
「銃身よしっ!先台よしっ!、解放レバーよしっ!安全子よしっ!、銃床よしっ!」「装弾なし、異物なし!」「銃の点検終わりましたっ!」
点検から休憩の取り方までを2〜3度繰り返します。第1種を受験する人は、空気銃についても覚える必要があります。操作方法が多少異なりますが、点検する箇所と装弾方法
が多少異なる程度でほとんど同じです。
こんな具合で合計2日間みっちり狩猟免許取得のための勉強をしていきます。もちろん、都道府県によっては違うと思うのですが、だいたい合格率は70%ほどらしいので、講習会を受けてテキストブックにある程度目を通しておけば、合格する試験です。
一番難しいのは、実技かと思われます。講習会で教わったことはそのまま試験に出ます。というのも、実技の試験は講習会で先生をしていた人たちが試験官となるからです!メモをしっかり取ることをオススメします!
狩猟世界の課題(余談)
https://twitter.com/hunter_msk/status/882039082137731072
このテーマについてももっと深く掘り下げて書いていければと考えています。というのも免許を取得することは、正直誰でも可能です。(精神的に異常がある方は、免許取得時に引っかかりますが)
しかし、免許を取得してからがとても大変であることをよく耳にします。残念ながら、私はまだ狩猟の現場に出たことがないので、はっきりしたことは言えませんが、 これから経験することで見えてくるでしょう。随時共有できればと思います。
最近の僕
狩猟免許を取得すればライフルが打てると思っていましたが、銃の免許を10年保持していないとライフル免許が取れないことに最近気付きました...長い道のりです。
それではまた!
⬇︎この狩猟漫画はオススメです!!狩猟知らない人でも楽しめます。笑いあり涙あり!