【動画付き】猟師(ハンター)になるか迷っているあなたへ〜ハンター不足を解消せねば〜
こんにちわ!@KaZuOkA0412です!
最近は、茹でガエルになるのでは、と思うくらい暑くなってきましたね。
今回はタイトル通り、猟師(ハンター)には興味あるけど、
「私、女性だけど大丈夫?」
「俺、男だけど体力に自信が...」
「おじちゃんたちばかりのイメージだけど...」
「森のくまさんに出会さないか...」
様々な不安や疑問を抱いている人は少なくはないと思います。
今回は、そんなあなたの背中を押すことのできる記事を書いてみました。
若者が活躍できる世界
《環境省データより参照》
上の図を見ていただくとわかるように、昭和55年(1980)には20代〜30代の猟師が全体で20万人ほどいたことがわかる。要するに、現在彼らの年齢は50代〜60代ということになる。さらに、20年が経過すると...大変なことになってしまいます。
1つはっきりしていることは「狩猟業界も少子高齢化」であること。当たり前だが、狩猟は決してエアコンのガンガンかかったオフィスでデスクワークをしているような環境とは真逆の環境で行う作業です。要するに、とても大変です。
狩猟は体力はもちろんのこと、健康であることが一番大事になってきます。特に、20代〜30代は健康体で体力が有り余っている年齢でもあるため、狩猟向きではある。
猟友会としては男女問わず、若者(将来の猟師)を育てたいという声も多く、ただ若者の間での認知度あまりに低いため、なかなか増えないのが現状です。
女性でも活躍できる世界
狩猟(狩り)のイメージといえば、男性でしょう。そもそも、女性の猟師はいるの?と疑問に思っている方もいるかと思います。
日本のハンター(狩猟免許を取得した者)は、18万6000人(平成21年度)で、そのうち女性は1539人と、全体の1%にも満たないのが現状です。(環境省調べ)
イメージ通り、驚くほどに女性で活躍している割合はとても少ないですね。しかし、最近ではIT(SNSやブログなど)を駆使して若手女性ハンターが、少しずつですが増えているという事実もあります。
狩りガール
最近では、「狩りガール」という名前で活動されている方がいます。詳しくは、下記リンクをご覧ください!とても分かりやすくて、全国に散らばる女性ハンターの方の存在も覗けるので、ぜひ!
TWIN (The Women In Nature -shoot & eat -)
TWINとは? | The Women In Nature -shoot & eat-
このサイトの中でも「女性ハンターになるまで」について書いた記事がオススメです。猟師(ハンター)になるまで、女性ならではの視点で書かれています。
女性ハンターになるまで | The Women In Nature -shoot & eat-
AKB48の中に猟師!?
先日ネットサーフィングをしていてたまたま見つけたのですが、あの超有名女性アイドルグループである、AKB48の中に狩猟免許を持っている人がいることが発覚しました!
彼女の名前は、「永尾 まりや」さん
テレビの企画ではありますが、散弾銃を打つところまで撮影していて、真面目な企画です。最初は、散弾銃打てるのか?と思って見ていましたが、最後の試験では顔つきが変わっていて、正直カッコよかったです。(おまけに射撃センス抜群っ!)
40分ほどあるのでお時間あるときにでも見てみてください!(番組内では、狩猟免許試験ではなく銃所持のための筆記試験・実技試験を行っています)
日本には不可欠な職業・活動
あるデータでは、20年後には狩猟免許保持者の人口が、10万人を切るという数字もあります。さらに、実猟を行う猟師(ハンター)の数は5万人程度となると推測されています。
一方では、イノシシやシカの繁殖が急激に加速しており近い未来今の数が倍増する日も近いとのことです。なぜ、イノシシやシカなどが増えるとダメなの?と思われる方もいるかと思います。
その理由は、「農家に大きなダメージ(被害)」を被るからです。
農林水産省のデータでは、
野生鳥獣による農作物の被害額は、24年度で230億円に上っており、そのうちの6割以上はイノシシとシカによるものだ。
下の図を見てもらうと分かる通り、イノシシとシカの割合が多いことがはっきり分かる。国内の食料自給率が低い日本にとっては、致命的な損害でもあるため、国としても一刻も早く解決したい問題の一つとなります。
まとめ
「少子高齢化」が広がる波は、狩猟業界にまで及んでいます。若手ハンター、女性ハンターを今後どれだけ増やせるのかが大きな鍵です。そのためには、まずは若者にとっても魅力のある職業・活動であることを今現場にいる人たちが伝える努力をする必要があるのかもしれません。「狩りガール」さんのようにネットを駆使して広めることが、良い例かと思います。「若者の猟師を増やすための課題」については、別の記事で書きたいと思います。
読むとやる気の出る3冊
最後に何かにチャレンジしたいけどなかなか行動できない、長続きしない、そんな時に読むとやる気が出る本を3冊ご紹介!(実際に自分も読んでやる気出ました!)
自分を超え続けるー熱意と行動力があれば、叶わない夢はない 作者:南谷 真鈴
自分を超え続ける―――熱意と行動力があれば、叶わない夢はない
- 作者: 南谷真鈴
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/03/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
この本を読んで感じたことは、タイトルにもあるように「熱意と行動力」さえ兼ね揃えていれば、叶わない夢などない。本当にタイトル通りです。内容としては、南谷さんの苦労話や成功体験など狩猟とはジャンルが違いますが、どこか繋がることもあります。
すぐやる!「行動力」を高める"科学的"な方法 作者:菅原 洋平
一時期、書店の店頭に並べられていた人気書籍!成功者や起業家などの成功体験とは違った、科学的な切り口からなぜ人は物事を先延ばしにするのかをとても分かりやすく書いている本です。仕事だけでなく日常生活についても書いている点が多くの人から読まれる一つの理由です。(10万部突破だそうです!)
好奇心を"天職"に変える空想教室 作者:植松 努
自分もこんなところで挫けている訳にはいかんっ!と思わせてくれる内容になっています。TEDでも有名な、ロケット開発を手がけられている植松さんの著書。熱量のある内容となっているので、読むとやる気が満ち溢れてきます。
それでは、この辺で!
狩猟漫画と言えばやはり山賊ダイアリーです。超オススメです!狩猟始める前の人も