【食事】ダイエットには高タンパク・低カロリーのジビエを食べろ!
こんにちわ!かずま (@KaZuOka0412) です。
みなさん、『ジビエ』という言葉を聞いたことはありますか?
近年の地方では、イノシシやシカなどの野生獣が畑を荒らすことがニュースで取り上げられるというイメージを持っている方も多いかと思います。
日本では狩猟が11月15日〜2月15日と決まっており、寒い季節にしか食べることができない野生の獣のお肉を意味するのがジビエです。
※ 北海道の狩猟期間は、10月1日〜1月31日です。
そんなイメージもあってか、「野生の肉?なんか怖い」、「臭そう」、「固くて食べられないんじゃないか」と思っている方が多いのも事実です。
だから、ジビエの肉がダイエットにいいということを知っている方が少ないということで、今回ご紹介していきたいと思います。
ジビエについては、下記リンク先の記事にて書いてます。
kazusenangkazu.hatenadiary.com
なぜジビエがダイエットにいいのか
先程も少し触れましたが、ジビエは野生を生きてきた獣(シカ、クマ、イノシシ、カモなど)のお肉を指します。
そういった野生の獣がなぜダイエットに良いかというと、想像してもらえるとおり、野生の獣は人間が住む場所に来てしまうほど、常に食べ物に困っています。ということは、体に余計な脂肪がついていないんです。
一般的に私たちが家庭で食べる牛肉・豚肉などと比べると、ジビエのカロリーは約3分の2に抑えられています。
それだけではなく、脂肪を燃焼しやすくするビタミンB1を代表するビタミン類、鉄分、タンパク質などのダイエットで不足しがちな栄養素を持っているのが特徴です。
お肉の種類によって異なりますが、抗酸化作用をもつ物質や生活習慣病の改善が期待できる物質を含んでいるお肉が多いのも、ダイエットではうれしい効果です。
高タンパク・ヘルシーなジビエBEST3
シカ
ビタミン類やカルニチンという脂肪燃焼効果がある成分を豊富に含み、タンパク質の含有量はお肉界のトップといえます。シカは真っ赤な赤身肉が特徴で、近年はヘルシー好きの女性の間でもよく食べられています。
脂がないからと言って固くもなく、塊をローストしたもも肉などは味わい深いおいしさ。フランスでは赤ワインとカシスなどのベリーソースを合わせるのが定番で、とてもよく合います。
イノシシ
ビタミンB12、ナイアシン、亜鉛、カルニチンなどを多く含みます。部位によっては脂身が多く感じられることもありますが、その脂肪には不飽和脂肪酸という美肌にもよい脂肪も含まれているので、ダイエットで脂肪が足りなさ過ぎて肌の調子が悪いと感じる方におすすめしたいです。
ジビエ文化が盛んなフランスでは、脂の多いところを使った生ハムやパテなどが定番の料理で、ワインなどの煮込み料理にすることでクセも少なく柔らかく食べることができます。
キジ
ジビエと聞いて名があがるのがカモですが、カモは脂肪もある程度含んでいます。一方のキジは脂肪が少ないうえに、タンパク質の必須アミノ酸が豊富です。これは骨や皮膚の成形、代謝・ホルモン・免疫・筋肉運動に欠かせない物質です。
また、ダイエット時に積極的にとり入れたいミネラル、ビタミンも豊富で、動物性タンパク質としてはとても有能なお肉です。まるごとローストするのが一般的で、キモなどの内蔵をソースに溶かし込んで食べるなど、骨まで全身を味わうことができるのも特徴的ですね。
カンガルーも食べられる?
ジビエが盛んに食べられているフランスでも、カンガルー肉はまだまだマイナー。オーストラリアなどではビーフジャーキーなどの加工肉として売られているのを見たことがありますね。
カンガルー肉は「ルーミート」と呼ばれてダイエット界では名前が知られています。
共役リノール酸という、体脂肪燃焼効果と筋肉増強効果が注目されて、サプリメントにもなっているという成分です。
もちろん、生活習慣病の改善が期待できる不飽和脂肪酸で、もともと少ない脂肪分の40%以上がこの不飽和脂肪酸なんです。カンガルー肉は低脂肪、高タンパク質、高多価不飽和脂肪酸、低コレステロールというダイエット目的の方には最適のお肉とも言える食品となっています!
まとめ
ダイエットをしている方にはもちろんのこと、ダイエットをしていない方にもおすすめしたのがジビエ肉なんです。
日本でわたしたちが季節の野菜や魚を楽しむようにジビエを楽しむのがフランスの食文化ですが、彼らは貴重なタンパク源ということを考えたうえで古くからジビエを食べていたのかもしれませんね。ぜひ皆さんもジビエ肉を、これからますます注目度があがるカンガルー肉を食べてみてください。