【旅行】高知県のある限界集落で7日間暮らしてみたら移住したくなった #高知県大月町
こんにちは!かずまです。@KaZuOka0412
少し遅めの夏期休暇を取ったので、高知県にある妻の実家(ド田舎)に帰省しました。
テーマにもありますが、妻の実家がある場所は『限界集落』です。(汗)
空き家がたくさんあります。ということで、今回は限界集落での
暮らしのリアルを書こうと思います。
まさか、妻の実家が限界集落だったとは(笑)
空港から車で3時間
妻の実家があるのは高知県のド田舎。
四国のほぼ最南西に位置する宿毛市大月町(すくもし おおつきちょう)。
人口は、5,353人(平成29年10月1日現在)。
最近よく耳にする『限界集落』というワード。
定義としては、
限界集落とは、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になって冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になっている集落を指す(Wikipedia)
数年後には限界集落となる可能性が大きいです。
近所に若者はいないので、自分のような青年が歩いていると必ず声かけられます。
『どこの子じゃ?』と。
ちなみに、気になる近隣にある施設との距離感は歩いて。。。
コンビニ(ローソン)・・・40分
郵便局・・・40分
スーパーマーケット・・・50分
小学校・・・60分以上
中学校・・・60分以上
要するにメッチャ不便ですね(笑)
車がないと生きていけません。道を歩いている人が滅多にいないので、
道端を歩いてると車に乗ってる人からかなりジロジロ見られます。
生計の立て方は?
妻のご両親の職業は以下の通り。
おかあさん・・・旅館でパート
おとうさん・・・猟師
自宅で野菜やも鶏も育てているので、たまにダンボールいっぱいに食料が届きます。
ありがたいです。
『旅館でパート。なるほど。』
『ん??猟師???どうやって稼ぐの?てか職業として成り立つの?』
と思われる方いるかと思います。
あんまりニュースにならないので知らない人の方が多いかもしれませんが、
実は都会でも農作物を荒らす害獣と呼ばれる動物がたくさんいます。
東京にもハクビシンやアライグマなどが農作物を荒らして困っている
人たちがたくさんいます。
特に、田舎には畑を荒らすイノシシやシカやサルなどがたくさんいます。
例えば、イノシシ♂を狩ると13,000円、シカ♀だと15,000円といった具合で
完全歩合制ですが、ちゃんとした数を狩ることができれば生計を立てることが
可能です。※ 各都道府県によって報奨金は異なります
しかし、最近は野生動物たちも知恵を付けてきたので、山に行けば必ず
出会えるということは逆に珍しく、人間が寝静まった夜に姿を見せるよう
になりました。
なので、鉄砲を持って狩りをするというよりも田舎では罠をある程度仕掛けて
おいて、定期的にその罠を見回るというオペレーションになりつつあるらしいです。
んで、罠にかかった動物を最後に猟銃でドンッ!と打つ。
(高知の大月ではこの流れで猟が行なわれているのが主流とのこと)
そして毎月のランニングコストですが、夫婦2人で暮らして
だいたいこんな感じになる。※ 家は持ち家なので家賃は発生しない
食費 ・・・ 3万円
光熱費 ・・・ 1,5万円(家が大きいので)
通信費 ・・・ 1万円
雑費 ・・・ 1〜2万円
固定費は毎月10万円もかからないので、2人で収入が20万円もあれば十分貯蓄も
できて自適悠々な生活ができますよね。野菜や肉は自分たちで育てるか獲って
来るので、あまりスーパーで肉を買わないようです。
◯感想
今回、久しぶりに高知の実家に帰省して改めて東京という場所は
人が住む場所じゃないと感じました。田舎での生活はとてもシンプルです。
都会にいると無駄な考えことで頭がいつもいっぱいな感覚がありますが、
このような田舎で生活することで、常に頭の中がクリアな感覚です。
7日間だけでもこのような体験ができたので、とても良い経験となりました。
ちなみに、ネット環境も悪いのでパソコンは1回も開かず携帯電話も1日に
2〜3回触った程度です。
せっかくなので、この7日間ネット環境から離れて感じたメリットなども
書いていこうと思います。それについてはまた別の機会にでも。
では、また!
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